語るつもりだったんですけど語りません。
この記事はどん底だった僕のメンタルがいかにして正常になったかについての経緯しか語ってませんでした。(爆
VRChat。
じつは七千と六百時間ほど溶かしてるんですよね。
まずは手を出した当時の状況について説明します。
簡単に言うと、当時の僕のメンタルはどん底でした。
こういうことは普段語らないことなんですけど、折角なので細かく書いてみようと思います。
・受験編
時は2018年夏。高校三年生の僕は途方に暮れていました。
センター試験の勉強を完全に終え、次は志望校の二次試験の過去問を解くぞ!という段階で、そのめちゃくちゃな重さに参っていました。
難易度が猛烈に高く、また1回にかかる時間もとても長いためなかなか取り組みづらいが、かといって過去問に取り組まないなら何を勉強すればいいのか。
しんどくてやる気が出ないけど、やらないといけないから塾の自習室に行って無理やりやらないといけない状況にすることでやる、という日々がしばらく続きました。
そういう状況にあって、僕はとうとう気力を喪失しました。やる気が全くでなくなってしまったのです。
寝付けなくなっていきつけの耳鼻科で睡眠薬を処方してもらったりもしてたのもあり、とうとうメンタルの医者にかかることになりました。
診断結果: うつ状態
勉強に対するやる気を失った僕はそれから受験までのだいじな日々をひたすらNetflixで浪費しました。
ちなみにこの時期にスタンリー・キューブリック『時計じかけのオレンジ』に出会って映画に目覚めましたね。
受験は当然失敗に終わり、すべり止めの第三志望に行くことになりました。
・上京編
愛媛という田舎に住んでいた僕が東京に来て感じたことは当然圧倒的な人の多さでした。
あとどの人も服装がおしゃれなのにもびっくりしました。
(二次試験にすらおしゃれな恰好をしていってる人が大半でしたもん)
そういう大量のおしゃれな人間がいる場所に急に一人で住みはじめ感じたのは圧倒的な劣等感でした。
元々引っ込み思案だったこともあり、程なくして他人が怖くなりました。
大学一年の4月は環境の大幅な変化の渦に翻弄されるままに終わりました。
5月、ゴールデンウィーク明け。
僕ははやくも大学に行けなくなりました。
医者には双極性障害・社交不安障害と診断されたりしました。
そこからは虚ろな日々でした。
そんな中11月、出会ったのが『VRChat』でした・・・。
・引きこもり編
2019~2020年。
とはいえこの時期も正直語りたくないんですよね。
まあメンタルがそもそもあんなに終わってる状態で他人と健全なコミュニケーションが取れるか、って話で。
1日じゅうHMDを付けて横になり、人の声を聞きながらぼんやりと1日をスキップして終える日々を無限に繰り返していました。
朝から「VR睡眠」を行い、昼に起きてPublic(誰でも入ることが出来る場所で人が多い。荒らしや外人も多く比較的治安が悪い)でまた寝て、深夜はフレンドに会いにFriend+(フレンドのフレンドまでが入れる場所。比較的内輪だが人が多くなってくると実質Publicみたいになっていくこともある)に行って朝になったら「VR睡眠」。
生活リズムも破綻していました。
当時は本当にそれしかしてなかったので部屋とかも片付ける気にもならなかったです。
(生ごみはしっかりゴミ出ししていたのは救い)
・転機が訪れたよ編
2021年。
ここで転機が訪れます。
とある人(とりあえずKさんと呼称しますか)と出会います。
Kさんとは毎日午前2時からDiscordで寝落ち通話をすることになり、
生活リズムがまともになりました。
同じ関東圏在住ということもあり、KさんとはVRChatだけでなく、現実のレストランやバーなどに行ったりもしました。旅行にも行きましたね。
引きこもってた僕がそこそこの頻度で外に遊びに行くことになったわけですね。
大学の講義もちょっとづつですが出始めました。
部屋もしっかり掃除しました。
Kさんに出会ったことで僕のメンタルは完全に回復しました。
それまで特定の界隈に定着することは無かった僕ですが、
居心地の良い界隈(P界隈と呼称)を見つけ定着したりもしました。(Kさんとは別のところ)
・安定してきたよ編
2022年。
バイトを始めました。このバイトは今も続いてます。守秘義務のため何のバイトかは言わないでおきます。
段々Kさんとの関わりによって悲しくなったり落ち込んだりすることが多くなり、やがて関係を断ちました。
そんなことがあっても、僕のメンタルは安定していました。むしろより安定しました。
もう僕は人も怖くないし夜も一人で寝られるし大学にも行けます。
大学3年目の前期には大学1~2年に取得した単位のたしか3倍以上の単位を取得しました(!?)
P界隈の主要メンバーが関東圏に集中していたこともあり、夏ごろからちょくちょく秋葉原などで飲み会を行ったりもしました。
VRChat外の付き合いの長い界隈でオフ会を、僕主導で開きました。場を盛り上げる役割をうまく果たせたと思います。(たぶん)
部屋もだいぶ片付いてます。
まあようするに、受験と上京でどん底だった僕のメンタルは、
2021年にVRChatである人と出会ったことで急速に回復し、
今やもうめちゃくちゃ元気元気となったわけです。
・・・?
これVRChatじゃなくて僕のメンタルについて語ってね?
てかVRChatについてなんも語ってなくね
はい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(爆